「田んぼでいちにち過ごそう 稲刈り編」無事終了しました~。

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小さい人、大きい人、合わせて総勢27名で稲刈り。

すばらしい秋晴れに恵まれ、輝くお天道さまにきらきら光る赤とんぼ、すがすがしくさわやかな空気。
そして、香ばしいような稲のにおい。黄金に輝く稲穂の海。
目から耳から鼻から、大地から大ごちそうをいただいたような一日でした。

ご近所のおじいさまに稲での結び方を教わったり、刈り取った後しばらく立てかけてより効率的に乾燥させる方法を学んだり。

小学生になるとさすが、最初はこわごわだったけれど、鎌を持つ手も刈り取る際の腰の入れ方も様になっていきました。

お昼ご飯の待ち遠しかったこと。
「おなかすいた~」の大合唱の中到着したのは、お山カフェさんの「マコモべんとう」。マイタケの炊き込みご飯にマコモ、マコモ、マコモ。マコモづくし。
ゴージャスすぎるっ。

午後はやっぱり恒例の川遊び。
最近寒かったので、まさかまた川で遊べるとは!
ウレシイ誤算でした。
コドモタチ、長靴から服までびちょびちょになって、魚を追いかけていました。
あ、生き物探しに夢中なのは、大人の方こそかも、というのは毎回同じです。

おやつはシンデレラパンプキンのタルト。なんちゃってマクロビ風です。
・・・と、梅干しとゴマの玄米おにぎり。
われながらスゴイ組み合わせですが、外でいっぱい動いておなかすかせたコドモタチ(とおとな)には、甘いおやつよりおにぎりの方が需要あるはず。
と思ったら大当たり。

「うちではあまりおにぎり食べないのに」
「おにぎりがおやつやったらブーイングやのに」
という大人たちの声をよそに、小さな手がニュニュニュと伸びては小さな口にダイブするおにぎり。
すごい勢いで売れたのでした。

刈り取った稲をたばね、稲木に干して、はざかけ完了。

うーん、今年のお米、いい出来です。
ご近所のじいさまにもお褒めいただいて、うれしかったです。
(ちなみに、おせじでは褒めてくれません。出来悪かったらけちょんけちょんに言われます・・・)

やっぱり深緑の山々がバッグのはざかけの図は壮観です。
これこそ米作りの醍醐味。
ただ、今年は電柵のある畑の中に稲木を組み立てました。
田んぼにも一応ネットがぐるり囲んでいるのですが、それでもイノシシなどの被害が大きいのです。年々、要塞化する里山です。

参加された方々の声で考えさせられた意見が、
「稲刈りっておもしろい。」
「これまでの作業の中で(田植え、草取り)、一番楽しい。」
というもの。
「子どもがこれまではあまり作業しなかったのに、今回は自ら鎌を手にし、自らやりたがった。そして楽しんでいた」
ほどです。

収穫のよろこび。
食べものが実り、自らの手で刈り取るーこの上ない満足感を感じるのは、大人、子ども、関係ないようです。

「食べものをつくるよろこび」としたいところだけど、それでは田植えや草取りと比べて「稲刈りが一番楽しい」理由が説明できない。

わたしは、たわわに実る稲を手にすることが、人間のどこかのスウィッチを、オンにするのだと思う。

それは、しあわせな暮らしのために、とてもとても重要なスウィッチ。

例え何俵も積み上げられているお米を目の前にしたとしても、入らないスウィッチ。

なんだろう。その秘密を知りたいなーと思うのです。

とにかく収穫はキモチイイ。
しかも、その体験を肴に、一年間おいしくお米がいただけます。
はざかけにし、天日で干したお米はダントツにおいしい。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました~。
みんなで干した天日干し米、届くのお楽しみに~。

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