滋賀県日野町に伝わる伝統野菜。
カブラの仲間ですが丸くなく、細い大根のような円筒形の形が特徴的。雪のような白い色と根元の紫紅色のコントラストがきれいなお野菜。別名「緋の菜」と呼ばれるだけあって、塩漬けにすると桜色に、甘酢漬けにすると紅色に、色鮮やかに仕上がります。
かぶらとして伝統的な煮物はもちろん、パスタやリゾットやクリーム煮など洋風料理にもとても合います。かぶらに共通していますが、オリーブオイルやチーズ、アンチョビなどといったこってり洋風素材とも絶妙なハーモニーを醸し出してくれます。
煮炊きするとほんのり薄紫、ほっこりする色に仕上がります。
きれいな色を楽しむにはサラダやお漬物が一番です。葉も根もお漬物にしたものを刻んだものは、どんなレシピにも華を添えてくれます。
お漬物でしかあまり出回らず、生のお野菜が店頭にならぶことはまずない貴重な日野菜。
これから旬を迎えます!