私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

『シンデレラパンプキンのマクロビ風玄米キッシュ』

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タルト生地に、シンデレラパンプキンの豆乳クリームとぷちぷち玄米のフィリングと、パステルピンク色の豆乳ベシャメルソースをのせてオーブンで焼いたキッシュ。

パステルピンクなのは、豆乳ベシャメルに万木かぶらを入れたから。
心ときめくようなピンク色に染まったベシャメル、なかなか新しい。

レシピはてきとーでしたがこんな感じ。

1. タルト生地を作っておきます。
(うちは全粒粉と薄力粉、菜種油とリンゴジュース、自然塩のみでつくります。これがさくさくでうんまい!のです。)

2. フィリングを作ります。
スライスしたタマネギをじっくりとろ火で飴色になるまで炒めて、蒸したシンデレラパンプキンとあえ、豆乳でクリームにします。
味は自然塩がメインですが、あっさり系なので、お味噌とみりんをちょっくら追加。
「ぴりっ」としたスパイスと彩りを兼ねて、壬生菜のみじん切りを最後に入れます。

パンプキンクリームに炊いた玄米を入れます。

3. ベシャメルソースを作ります。
タマネギの代わりにかぶらを使いました。しかも濃いピンクの万木かぶ。

滋賀の伝統野菜、万木かぶといえばぬか漬けという、あの万木かぶさま、ベシャメルソースとの出逢いです。

出店の直前の真夜中の丑三つ時、普段ならすやすやなはずの頭と目を無理矢理こじあけての初挑戦。。。これが冒険と言わず、なんと言おうか。
結果、吉と出ました。
よかったよかった。(冒険は結構失敗します。ほほほ)

さて、うすくスライスした万木かぶを(飴色にはなりませんがそうなるぐらいの気持ちで)弱火でソテーします。
粉を入れます。さらに炒めます。
豆乳を入れます。味を調えます。

4. 1,2,3,をタルト型にのせ、万木かぶの塩漬けをかぶら風(?)にトッピングし、オーブンで焼き色が付くまでやきます。

2枚目の写真の左がシンデレラパンプキンの豆乳クリームと玄米のフィリング、右が万木かぶのベシャメルソースです。
パステルピンクがかわいい~。

それにしても、かなりのボリュームです。

「手軽なおやつかと思ったら、1個でどっしり、十分ランチになりました」

と若い農業男子のおほめのコトバをいただくぐらい。

実はこれから、おすそわけ定期便に、今期最後のシンデレラパンプキンさんもご参加予定です。

みなさまも是非おためしくださいね~。