私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

「おすそわけ定期便で『山菜』をお送りしています:葉山椒・花山椒」

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「おすそわけ定期便で『山菜』をお送りしています:葉山椒・花山椒」

山椒は芳香性豊かな薬効植物。

シトロネラールを主成分とするサンショウ油と、サンショールと呼ばれる辛み成分、ゲラにオールなどの芳香精油が含まれていて、さわやかな芳香と辛みが魅力です。

花山椒は、開花はじめのころの可憐な黄色い花と若い芽のこと。

葉山椒は、4月中旬頃に芽吹く新芽のことです。

どちらも、芳香と辛みは実山椒のように強くはなく、さわやかで淡泊。
春から初夏にぴったりです。

お吸い物に浮かべるだけでも、その香りにうっとりします。
もちろん、木の芽和え、昆布と佃煮、などにしてもおいしい。

春から初夏は、畑はいわゆる「端境期(はざかいき)」。

冬野菜が終わり、夏野菜も少し先。
あるお野菜といえば小さい菜っ葉たちで、主役級のお野菜はほぼ皆無です。

しかし、各種山菜がおいしいのは、一年でこの時期だけ。
うまくできているなぁ、と思うのです。

豊かな山の恵みが食卓に並ぶこの時期、ご飯とご飯のお供が大好きな一家なので、毎日の食事がうきうきです。

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