私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

畑ににんじん菜、いっぱいです。

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畑ににんじん菜、いっぱいです。
あおあおとしていて、おいしそうです~。
いえ、おいしいんです!

実はこのにんじん、根っこが大きくなる前にトウがたってしまったもの。
にんじん自体は食べられないものがほとんどです。

でも、にんじんが固くなったというのは、根っこから葉っぱに栄養をいっぱい、いっぱい送ったから。種をつけて次世代につなぐために。

だからかな、こんな青々としているのは。

茎の部分は固くて食べられないところもありますが、葉っぱは味も栄養もぎゅっと詰まっていて、とってもおいしい!

せっせと葉っぱをとって刻んで、粉と少し混ぜてお焼きにしました。
しょうがのみじん切りを少しいれると、しょうがのぴりっとした辛みとにんじんの香りがいいぐあいに混ざり合って、とてもおいしいです~。

ほんとは、根っこも大きくなってもらって葉っぱだけでなくにんじんも食べるつもりだったのですが、天候の具合で、根っこは大きくならずじまい。
積算温度でトウがたつものなのですが、今年の天候で、このにんじんの体内時計での「おっ。もう種を残さないと」という号令が、わたしたちが思うより早く出てしまった感じです。

思うとおりにいかない・・・子育て自分育てと一緒ですねぇ。

それでもせっかく実ってくれたのだから、とばかりに、せっせと食べている今日この頃です。

ニンジン菜の香りに包まれて収穫していると、キアゲハの幼虫に何度も出くわします。アオムシなら「テデトール」&「ポイッ」対応なんですが、あまりにも美しいので、そーっと葉っぱごと隔離して(葉っぱからは離れてくれません・・・)います。

さなぎになって冬を越すんですね。
坊たちと一緒に、家で飼ってみようと思います。
(夏でひからびないよう注意しなきゃ。。。)
ところで、キアゲハの幼虫って、セリ科の植物しか食べないのかな。。。
誰か教えてください~。

3 thoughts on “畑ににんじん菜、いっぱいです。

  1. 耕し歌ふぁーむ

    Jan Ichikawaさん、カレ、めちゃ食欲旺盛ですよね。あっという間ににんじん菜が茎のみの無残な姿に。。。ゴマは食べられるにはもったいないなぁ。雑草モリモリ食べてくれれば、ただの愛らしいヤツなのに~。

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