私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

「モリアオガエルが生まれる田んぼ」

「モリアオガエルが生まれる田んぼ」
うちの田んぼには、杉の木の枝が田んぼの上にかかっている箇所があります。
その枝には、毎年、モリアオガエルが卵を産みます。
ちょうど田植えや草取りの時期です。

写真の、小さいくて白い泡がモリアオガエルの卵。
白い泡のかたまりひとつに、約300~800個もの卵があるそうです。

卵がかえる頃は梅雨。
雨で白い泡が溶かされると(それまでは白い泡は卵を守っているそうです)、かえったばかりのおたまじゃくしちゃんたちは、そのまま田んぼへドボーンと落下。

田んぼで育ち、梅雨があけるころ、森へと旅立ちます。
そして森で過ごし、また、来年の田植えの時期になると、生まれた田んぼへと帰ってくるそうです。

そして、田植えがはじまるころ、田んぼに水が入る時期を見計らって卵を産む。

田んぼの四季に寄り添って生きている、モリアオガエル。
田んぼはほんと生き物のゆりかごだなぁ、と思わされます。

http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401401_00000&p=box

「モリアオガエルが生まれる田んぼ」
うちの田んぼには、杉の木の枝が田んぼの上にかかっている箇所があります。
その枝には、毎年、モリアオガエルが卵を産みます。
ちょうど田植えや草取りの時期です。

写真の、小さいくて白い泡がモリアオガエルの卵。
白い泡のかたまりひとつに、約300~800個もの卵があるそうです。

卵がかえる頃は梅雨。
雨で白い泡が溶かされると(それまでは白い泡は卵を守っているそうです)、かえったばかりのおたまじゃくしちゃんたちは、そのまま田んぼへドボーンと落下。

田んぼで育ち、梅雨があけるころ、森へと旅立ちます。
そして森で過ごし、また、来年の田植えの時期になると、生まれた田んぼへと帰ってくるそうです。

そして、田植えがはじまるころ、田んぼに水が入る時期を見計らって卵を産む。

田んぼの四季に寄り添って生きている、モリアオガエル。
田んぼはほんと生き物のゆりかごだなぁ、と思わされます。

http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401401_00000&p=box

2 thoughts on “「モリアオガエルが生まれる田んぼ」

  1. 千恵子 新田

    茨木の山の中に椿山というとこれがあって、もう8年くらい前には毎年この卵を見に行ってました。凄い高い場所にもありますよね。カエルのカップルが手と手に登って行く姿を見たいものです^_^

  2. 耕し歌ふぁーむ

    千恵子新田さん、私も是非見てみたいところです!上記NHKのリンクにはカップルが手と手を取って(とはちょっと違うかしら・・・)上っていく映像が出ていましたが、産卵の様子はなんとも感動的です。実際の現場を見てみたいけど、夜だし、枝は高いし。。。たぶん見ることは難しそうです。

    モリアオガエルの卵は、毎年毎年、同じ枝部分に生みつけられています。まさに写真の箇所に、毎年、毎年。
    生まれた場所に、帰ってくるんですね。ほんとすごい。

    この枝、実は「枝打ち」していない杉の枝です。本来なら(山の手入れがされるぐらい人手があれば)、きれいさっぱり切り落とされている枝です。

    しかも枝が田んぼに覆い被さっているのは、ファーマーにとってはあまり都合よくないんです(枯れた枝が落ちてきたらややこしい・・・)。それでも、先祖代々モリアオガエルのふるさとになっていると知ると、切り落とさないで置いておこうかなぁ、なんて思うのです。

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