私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

万願寺トウガラシ

万願寺トウガラシ

「京都の野菜」として知名度高い万願寺トウガラシ。

実は「京の伝統野菜」には入っておらず、「準ずる野菜」なんです。

ぷりぷりで肉厚、特有の甘みと風味にファンが急増中。
ピーマンみたいに肉詰めにしてもおいしいです。

とうがらしは中南米が原産。
日本には16世紀ごろポルトガル人が伝えたとされます。

「とうがらし」には鷹の爪のように辛~いものから、ピーマン、伏見、万願寺、鷹峯とうがらしのように辛みがあまりないものまで様々。
これみーんな、辛~いトウガラシを祖先に持つそうです。

というわけで、辛くない万願寺とはいえ、時々「辛~い」ものに当たることもあります。

万願寺とうがらしは「辛いことは全くないのでまるまま焼くのが一番」と言われて販売されるのをよく見ます。が、当たることもあります。。。

なお、辛み成分のカプサイシンは、種がくっついている白い部分(隔壁と胎座)で製造され貯蔵されます。どうしても苦手な方は、その部分をきれいに取り除くのが一番!

でもその部分は温め成分でもあるので、取るか残すか、悩ましいところです。両方とも、そのまま焼くのもいいですが(炭火焼きなんて最高です)、京のおばんざいの「おじゃこととうがらしの炊いたん(煮物)」もおいしいですよ。

最近はまっているのは、万願寺トウガラシの天ぷら!
サイコーです。

ちなみに京都ではピーマンの栽培はきわめて少なく、万願寺とうがらしや伏見とうがらしなどが京都で好まれて食べられているそうです。

ぶれない感じ、さっすが京都です・・・。

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One thought on “万願寺トウガラシ

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