私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

「敗戦70年目の百姓宣言」

「敗戦70年目の百姓宣言」、大地を耕し、種をまく営みをしているすべての人びとに呼びかけられています。規模の大小や販売か自給かおすそわけか、などは問わず、「自ら『百姓』であると自認する人」、に賛同してほしいとの呼びかけです!

世話人を務めてらっしゃるのは、農業・食料問題のジャーナリストとして第一人者の大野和興さん。耕し歌ふぁーむの松平も、微力ながらお手伝いしています。

そんな百姓宣言の大きな特徴は、故人も賛同に参加できること。

「すでに亡くなったおじいちゃんやおばあちゃん、ひいじいちゃんやひいばあちゃんで、この人はきっと戦争に反対したと思われる方も呼び戻してください。「故○山○子」といった形で、賛同に入ってもらいます。百姓というのはそんな営みだと思うからです」という呼びかけ、こんな時代だからこそ、重みを痛切に感じざるをえません。

ローカルに土を耕し、種をまき、恵みを享受する百姓ですが、グローバルな問題にも目を向けざるを得ない世の中です。百姓の営みは、平和でないと成り立たないのです。

種まく人は所違えど手を取り合えるはず。あちこちの数多くのお百姓さん(規模の大小や農法は問わず)がつながって、大きなうねりを生み出したい、と思うのです。

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