私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

ブロッコリー、きれいに育ってくれています。

ブロッコリー、きれいに育ってくれています。
ブロッコリーは「大好き」か「大嫌い」かに分かれる野菜だそうです。
あなたはどちらですか?
我が家の子たちは「大好き」派です。
食卓にのぼっても、大人がありつけないぐらい(涙)。。。

さて、大好きなブロッコリーについて少し豆知識を。

まず、原産地はどこかご存じですか?

答えは、地中海地域、です。
「Broccoli」の名前がイタリア語なのもうなづけます。
ちなみに、「腕」を意味するラテン語brachiumが由来です。

キャベツの仲間から品種改良されたのは、イタリア北西部に栄えたエトルリア人たちによってだそうです。ローマ時代より前の話です。
農業にたけた文明だったそうで、野生のキャベツから品種改良して、ブロッコリーだけでなくいろんな野菜を生み出したそうです。

ちなみにキャベツも、同じく地中海地域が原産です。

さて、そんな古い歴史を持つブロッコリー。
古代ローマ人も大好きだったとのことですが、中でも愛された食べ方をご紹介します。

Apiciusと呼ばれる古代ローマの料理本によると、

「ブロッコリーをゆでてつぶして、クミンとコリアンダーシード、みじん切りしたタマネギ、オイル数滴、ワインと和える」

だそうです。

古代ローマ王Tiberiusの息子Drusiusはブロッコリーが好きすぎて、一ヶ月の間ブロッコリーしか食べなかったためお父さんに怒られた、という逸話が残っているぐらいだとか。特に上記Apicius風レシピが大好きだったそうです。

「ゆでてつぶして」に少し抵抗あるのですが(なんかもったいない気がします)、一度試してみようかな。

832e1e8d390203be8f9b

4 thoughts on “ブロッコリー、きれいに育ってくれています。

  1. 恩田 博世

    ブロッコリは、いつも軽く茹でる・又は煮込みもので後から入れる・パスタなどで入れる・・・いつもこの繰り返しみたいになっているから、Apiciusなるものをやってみたいです。見本を見せて?ヾ(´Д`)ノ☆

  2. Yuko Katayama Suzuki

    きれいに育ったブロッコリをつぶすのは抵抗あるってわかります。
    でも!
    それ、すっごく美味しいです。
    スパゲティのソースにもつぶすのがあるけど、こっくりと丸いクリーミー感が出ます。葉や茎の柔らかいとこをうまく使ってカサ増ししてやってみて〜。

コメントを残す