私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

エゴマの葉のチヂミ

エゴマの葉のチヂミ

エゴマの葉、とても元気です。
ごっつい葉っぱがわっさわさ畑で揺れています。
この夏、コリアン風醤油漬けでたっぷり楽しみました。

辺りは秋の色、音、においに包まれています。
お日さまの勢いも一時期ほどでなくなり、風もひんやりしてきました。

エゴマの葉も、もうすぐ終わりです。

たっぷりのエゴマの葉を刻んで、チヂミにしました。エゴマの独特の香りが主張しすぎるのじゃないかと思っていましたが、そんなことありませんでした。それでも口にほんわりと広がる香りは確かにエゴマです。

そして、繊維がかなりありそうです!
調べてみると、エゴマの葉は野菜の中でも100gあたりの食物繊維がかなり多い方でした(7.3g)。なかなか100g食べることのなさそうな野菜ですが、チヂミにすると簡単に100gぐらい食べられる気がします!

食物繊維といえば!
最近読んだ本をご紹介します。
「あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた」
というものです。

自分のカラダで自分自身のものは10%でしかなく、それ以外は微生物なのだそうです。その微生物の「ご機嫌」あるいは「働き」次第で、私のココロとカラダの調子も変わるのだ、と。

「あなたのカラダはあなたの食べたものでできている」
はよく聞くようになりましたが、この本ではその一歩先を見せられました。

「あなたのカラダは、あなたの食べたものを食べる微生物でできている」

その微生物の世界こそ「単一民族」ではなく、世界の人口の何倍もの数の微生物が存在し、その勢力図も日々変わっているそうです。

驚きなのは、おなかに存在する微生物の種類によって、同じもの(いわゆる同じカロリーのものを同じ量)を食べたとしても太る人と、太らない人がいるのだとか!

カラダの中に、健康でご機嫌な暮らしにしてくれそうな、いい(いい悪いというのもヘンですが)微生物を増やしたいですね。そのためには、食物繊維が大事なのだそうです!

微生物、カラダの健康だけでなく、ココロの健康にも関係大ありだそうです。

この本、かなりおすすめですよ~。