私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

台風、やっと過ぎ去ってくれましたね。

台風、やっと過ぎ去ってくれましたね。
京北の黒田のあたりは心配したほど雨量は少なく、懸念されていた被害もなく一安心しました。ただ、風は強かったです。

夜が明けたらハウスがすっとんでいたり、その中に避難させてある天日干し米がぜーんぶすっとんでいたらどうしよう・・・これが一番の心配でしたが、無事そこにありました。あぁ、よかった。

ただ、お野菜にかけてある寒冷紗が飛ばされていたので、全てかけ直しました 全部で一キロ近くあったかな。。

これをかけておかないと鹿がきて食べてしまう。。
ネットや柵を作っても強化しても鹿とのいたちごっこ。さらなる強化が求められている柵の中の柵づくりが遅れているので、コレ必須なり。

台風去ったとはいえ、河では轟音をたてて勢いよく流れています。河を渡る際は、橋が落ちないかびくびくしながら、作業に行きました(4年前京北で橋が一つ流されたのです・・・)。

強い風と雨(まだ降るんか??)と低温の中で、風で傷んだ野菜を見るのはなかなか苦痛でした。。

この台風でハウスが潰されて飛ばされた農家さんもいらっしゃるし、そういう方から比べるとかわいいレベルの被害ですが、とはいえ、白菜中心に野菜がかなり風に吹かれて打撃を受けてる状況です。生育に大きく影響してそうで哀しい。

この秋、ずっと雨の影響で生育が悪かった秋冬野菜。
そんなおりの大型台風の襲来。

一昨年は高温続きでサルハ虫が大発生、白菜から大根から大打撃を受け、去年も天候不順だったなぁ。

あぁ、なんだか毎年まいとし、新しい困難がやってくる。

刺激的で退屈しない、と言えばカッコイイですが、毎年学んだことがまたゼロにもどる、「進んだと思ったら振り出しに戻る双六ゲーム」みたいです。

ちなみに京北から中心部に続く道路は電柱やら木が倒れて通行止め、またもや陸の孤島です。日夜復旧作業に奔走されている方々には頭が下がります