私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

ゴールデン・ウィーク少し前に種蒔きしたスィートコーンが、こんなに育ちました。

ゴールデン・ウィーク少し前に種蒔きしたスィートコーンが、こんなに育ちました。ありがたいことです。

畑へお引っ越ししていただきます。

スイート・コーンを育てるのは、なんと9年ぶりぐらいです。
というのも、その9年ほど前に苦い経験をしてから、

「二度とスィート・コーンなんて植えないっ(涙)」

と思っていたからでした。

どういう経験か聞きたいですよね。
というか聞いてください、聞くも涙、語るも涙なストーリー。

というより、「田舎あるある事件」のトップ3に入ろうかというぐらい、よくある事件です。多分。

そう、9年前の夏、スィート・コーンが大きくなって、いつ収穫しよう、収穫しよう、と思いつつ毎日見つめていました。

ひげも茶色くなってきたある日の夕方、「うん、明日、坊と一緒に(坊当時1歳ぐらい)収穫しよう」と思い帰宅の途につきました。確か、翌日が週末か何かだった記憶があります。

そして次の日の朝、かわいい坊と一緒に「ルンルンルーン」と畑にいくと・・・

ないっっ!スィート・コーンがないっっっっ!!!?!

トウモロコシの茎から、みごとトウモロコシがもがれていて、食べ散らかしたトウモロコシの無残な残りがあたりに転がっていました・・・

このショックたるや、いかに表現ができましょう。

おそらく、手が使えるおサル?
あるいは同じく手が使えるアライグマ?

「坊と一緒に・・・なんて思わず、昨日収穫しておけばよかった・・・・」

なーんて思っても、まさに後の祭り。

あの経験が悲しすぎて、もう植える気にならなかったのです。

でもやっぱり食べたいなぁ。。。

いや、おサルだといくらネットはっても防ぎようないなぁ・・・おサルのためにトウモロコシ植えてあげるほど優しくないしっ・・・

いや、やっぱり夏はトウモロコシ・・・

いや、トウモロコシは買った方がよっぽど楽っ。

そんな花占いモードを重ねること早9年。

それでも9年も立てば心も癒やされたのですね、やっぱり植えてみようという画期的なトウモロコシです。

そのトウモロコシ、モロッコインゲンと混植します~。

さて、我々は熟れたトウモロコシを手にすることができるのだろうかっ。

続編、乞うご期待・・・