私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

『日野菜かぶ』

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滋賀県日野町に伝わる伝統野菜。

カブラの仲間ですが丸くなく、細い大根のような円筒形の形が特徴的。雪のような白い色と根元の紫紅色のコントラストがきれいなお野菜。別名「緋の菜」と呼ばれるだけあって、塩漬けにすると桜色に、甘酢漬けにすると紅色に、色鮮やかに仕上がります。

かぶらとして伝統的な煮物はもちろん、パスタやリゾットやクリーム煮など洋風料理にもとても合います。かぶらに共通していますが、オリーブオイルやチーズ、アンチョビなどといったこってり洋風素材とも絶妙なハーモニーを醸し出してくれます。

煮炊きするとほんのり薄紫、ほっこりする色に仕上がります。

きれいな色を楽しむにはサラダやお漬物が一番です。葉も根もお漬物にしたものを刻んだものは、どんなレシピにも華を添えてくれます。

お漬物でしかあまり出回らず、生のお野菜が店頭にならぶことはまずない貴重な日野菜。

これから旬を迎えます!