私たちの農場に関心をお寄せくださり、ありがとうございます。

現在、農場プロジェクトはいったん一区切りを迎え、農産物の販売は行っておりません。ただし、メンバーの持続可能な農業への思いは変わることなく、今は研究と教育というかたちで、その実現に貢献すべく取り組んでいます。

もし、持続可能な農法で生産された農産物を手に入れたい、それにより農山村の生態系や農業者の暮らしの維持に貢献したいとお考えでしたら、有機農業を含めた持続可能な農業に取り組む農家の方々が各地で活躍されています。さらに、そうした生産者と消費者をつなぐ「産消提携」に取り組む団体もあります。

京都にお住まいでしたら、以下3団体がおすすめです。ぜひ、そうした生産者の方々や団体とつながっていただければ幸いです。

『フライド・グリーン・トマト』

『フライド・グリーン・トマト』
まだ熟していない緑トマト。トマトの樹が成熟する前なので、摘む必要があった実です。

普通は捨てられるものですが、緑トマトは酸味があって意外とおいしくいただけるんです。

米国南部では「緑トマトのフライ(Fried Green Tomatoes)」が郷土料理として親しまれているぐらいです。これは緑トマトをスライスしてパン粉をつけて揚げるだけなのですが、これが外がかりっ、中がとろっ。酸味がほどよく感じられ、珍しくもおいしい一品になります。

あ、米国南部の郷土料理では、「ベーコンの油を使って揚げたものでないと郷土料理とは言えない!!!」という声も見つけました。

あぁ、一度本場モンを食べてみたいなぁ。
米国南部に滞在経験のある方、ぜひご連絡ください

緑トマト、「樹が熟す前」というかなり短い時期と、「急に寒くなって赤くなりきらなかった秋口」の時期のみ楽しむことができる味です。

緑トマト、生ではえぐみがあって食べにくいことが多いです。
でも火を通すと、えぐみがとれておいしくなります。
ソテーだけでもおいしいです。
ジャムにしたりピクルスにしたり、いろいろ楽しめそうです。

写真は、イタリアのトマト「フィレンツェの花」(Costoluto Fiorentino、フィレンツェのうねうねトマト)。
断面をスライスすると花のような形になり、とてもかわいらしいトマトです。

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2 thoughts on “『フライド・グリーン・トマト』

  1. 耕し歌ふぁーむ

    Hiroyo Ondaさん、シェアありがとうございます~。青いトマトの酸味、じとじとした時期だからか、からだにしっくりくる感じです。グリーントマトフライは子どもたちも大好きです。スライスした断面はパン粉がつきやすいですが、丸い方の断面にはつきにくいです。私は、天ぷらのときのように(もしくはそれ以上)小麦粉を水でもったりと溶いて、それにパン粉をつけて揚げたら、おいしく揚がりました!ぜひお試しください~。

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