~オーガニック田んぼオーナー、募集します~

~オーガニック田んぼオーナー、募集します~
いのちをそだてる、いのちをいただく。
2016年5月から10月 全5回

田植えから草取り、稲刈りに脱穀
じぶんで育てたお米をいただく、そんな「田んぼオーナー」を募集します。
京都・桂川の源流地域、清流が流れる郷の「京北・黒田地域」で、
里山のめぐみといのちの循環に触れる体験をしてみたい方、大歓迎です。
「自分で育てたお米を食べてみたい!」
「子どもにお米ができる過程を体験してもらいたい」
「自然に身をゆだねて、リラックスした一日を過ごしたい」
「汗をかいて、大地に「毒」をすってもらうデトックス効果を満喫したい」
「汗を流しつつ、山間地や農業の「モンダイ」について想いをはせたい」
動機はそれぞれでも、一粒万倍、お米からお米ができるプロセスに関わり、お米の一生に寄り添い、そのいのちをいただく醍醐味を一緒に味わいませんか。何ものにもかえがたく、やみつきになる体験です。
ご縁をお待ちしています!

★主催: 耕し歌ふぁーむ https:/tagayasiuta.com
FB:tagayasiuta
共催:AMネット http://am-net.org/
*パタゴニアの環境助成金プログラムを受けて実施しています

★「オーガニック田んぼオーナー」プログラムとは?
全5回の無農薬無化学肥料でのお米作りに参加、お米づくりのイロハを体験し学びます。
収穫したお米は、ご参加口数に応じて配分。自分で育てたお米を味わうことができます!

  • 参加費1口(1畝):¥20,000(耕し歌ふぁーむ会員さま価格:\15,000)
    * 収穫したお米のうち、1畝(100m2)分がオーナーさまのお米となります
  • 日時:全5回
    第1回 田植え:5月29日(日)
    第2回 草取り:6月19日(日)
    第3回 草取り:7月10日(日)
    第4回 稲刈り:10月9日(日)
    第5回 脱穀 :10月23日(日)
    *時間(各回共通):9:30集合、15:00解散
    *天候次第で変更になることがあります。
  • 会場
    京都市右京区京北・黒田地域(京都の桂川の上流地域、黒田地域の田んぼが会場です)
  • その他
    *2016年度開催の全5回の田んぼ作業に参加いただけます。
    *収穫したお米はご参加口数に応じて配分されます。
    *1口は、1畝(せ)分=100m2ぐらいの割り当てです。お一人で、あるいはご家族やグループで1口を参加いただいても結構です(5人ぐらいまでのグループでお願いします)。
    *4回以上ご参加いただける方のみ「オーナー」(お米の割り当てあり)とさせていただきます。
    *単回でのご参加も大歓迎です。その場合は体験のみ(お米の割り当てなし)となりますのでご了承ください。参加費は、お一人2,000円、ご家族の場合は一家族3,000円となります(耕し歌ふぁーむ会員さまご家族は2,000円です)。保険代・ランチ代別途必要です。
    *2016年「オーガニック田んぼオーナー」プログラムは、パタゴニアの環境助成金プログラムの助成金を受けて実施しています。

★プログラム詳細

  • 桂川源流の京北・黒田の田んぼで、昔ながらの手植え、手での草取り、田打ち車での草取り、手刈りの稲刈り、足踏み脱穀での脱穀作業、と、ほんの数十年前まで行われていた形でお米作りに参加します。京都市京北・黒田は、京都市内から35kmほどの桂川の源流域にある山間地。きれいな水と空気、山々にかこまれた自然豊かな地域です。
  • 植える苗の品種はミルキースター。もっちりとした甘みのあるお米です。苗も無農薬・無化学肥料で、自家製です。
  • 田んぼの大きさは1反(10畝)で、限定10家族・グループの募集になります。オーガニックでの収量は、1反あたり200~300kg(玄米)ぐらい。計算上は1口30kgの収穫を手にすることができるかもしれませんが、そこはみなさんでがんばり(特に草取り!)次第です!今、1人のお米の消費量は1ヶ月平均5kg弱です。ということは、1口で、4人から6人ぐらいの1ヶ月分のお米を収穫できる、予定です。
  • 第1回から3回は泥の田んぼでの作業です。生き物豊富な田んぼなので、手足を泥につけているだけでとても気持ちいいです。たっぷり汗をかき、田んぼに日頃の毒を吸い取ってもらってデトックス、1日の終わりには身も心もすっきり!?
  • ランチは、深い山々をバックに田んぼの畦でいただきます。せっかくなので地域のお米やお野菜を使った簡単なランチを近所の方にご用意いただいて、実費をいただく予定です。
  • お子さんと一緒のご参加大歓迎です!ばりばり田んぼ作業にはまるもよし。虫をひたすら追いかけるもよし。食べられる草取りに夢中になるもよし。ただ、お子さんのことを目にかけることのできる大人の方と一緒にご参加くださいね(ベビーシッター等は手配していません)。お米づくりに精を出す大人のそばで、子どもたちには田んぼ周りでたっぷり遊ぶ1日を過ごしてもらえたらと思います。
  • お米づくりには「八十八の作業」があるとされます。種もみ管理から苗作り、水路掃除や田起こし、畦ぬりに代掻き、普段の水管理や見回り、草刈り、天日干し米の管理(雨や嵐や獣から守る…などなど)、収穫米の管理、等々…。こういった諸作業は耕し歌ふぁーむで管理させていただきます。
  • 全回、耕し歌ふぁーむ代表の松平尚也による「オーガニック農業とは」について実践レクチャーつきです。松平は、有機農業従事歴10年の認定エコファーマーで、現在世界や日本のオーガニック農業や小規模農業について大学院で研究中。これまでのノウハウや試行錯誤の経験に加え、世界や日本の諸事情について惜しみなくご披露いたします。乞うご期待!

★プログラム日程と内容

第1回:5月29日(日) 田植えの巻「稲さんの嫁入り」

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田植えは 「稲さんの嫁入り」とも呼ばれる、農家の一大イベント。
初夏、どろどろの土に直接足を入れて大地をふみしめるー
最初はだれもが おっかなびっくり。どきどきで「そ~」っと足をふみいれる。
土とつながるきもちよさに からだもこころもリラックス。
日ごろのストレスが吸い取られ、あたたかい大地にからだをあずける感覚はサイコー。

第2回:6月19日(日) 草取りの巻 其の壱「初夏の源流でデトックス」

田植えから3週間。まだ頼りない感じの、かわいらしい稲がそよそよ。
あれれれれ?大事で愛おしい稲たちのそばをよく見てみると、むむむ、もう雑草たちが芽吹いています。
「雑草」だなんて失礼な。名前もあればおいしくいただけるものがほとんど。でも、お米を食べたいので、ここは心を鬼にして草取りです。

第3回:7月10日(日) 草取りの巻 其の弐「もっともっとデトックス」
田植えから1ヶ月半たった田んぼでは、稲もだいぶ大きくなり、植えたころの弱々しさを思うとその成長っぷりに感動するぐらい。

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第2回、第3回の草取りでは、手取りと田打ち作業の両方を体験します。
手取りは、「大地をなでまわす」とも言われるとてもきもちいい作業。「はまる」人も続出中!泥に一日つかっていた手の肌はつるつるで、「顔をパックしたい!」気持ちに駆られます(笑)。
また、昭和時代に大活躍した、博物館などで置いてある道具、「田打ち車」(田ぐるま)も使った作業も体験。田打ち車を押しながら、田んぼを縦に横にガンガン進みます。動作的には、スポーツジムのベンチプレスに似ています。バストアップになる、と言われている(?)やつです。田打ちを半日がんばるだけで、ボディの気になる部分がキュっと引き締まる・・・と期待をしてもいいぐらいの運動量。
さらに、からだの節々を鍛えたら「老化」を防いでくれるんじゃないかなーなんて。(近所のじーさまがたの軽い身のこなしは、そんな明るい希望を抱かせてくれます!)
もちろんシェイプアップやアンチエイジング効果も魅力的ですが、何より、澄んだ空気を胸一杯に吸い込みながら、深い山々や小さな生き物に癒やされ、汗をいっぱいかいて、土や虫や微生物と思いっきりなかよしになってリフレッシュ&デトックスな一日を過ごします。

第4回:10月9日(日) 稲刈りの巻「収穫の喜びを感じる!」
5月末の田植えから約4ヶ月。稲穂がたわわに実り(るはず!)、収穫の時期を迎えます。
あの小さくてたよりなかった苗が、豊かな水、太陽、大地のめぐみを受けて大きくなった姿には、毎年感動します。鎌で手刈りをし、稲木にはざかけをし、天日干しにします。なかなか難しい稲穂で縛る作業にも挑戦。赤とんぼが舞い、イナゴやバッタが飛びはねる田んぼは、生きものたちのゆりかごであり、水の源です。夏も終わり秋に向かう今は、毎日食べるお米について、お米をめぐる命の循環について、想いを馳せる絶好の機会です。

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第5回:1023日(日)脱穀の巻「お米の重みを感じる!」
天日に干されることでぎゅっとうまみの詰まった稲穂から、脱穀の作業を体験します。また昭和の道具、足踏み脱穀を使用しての作業です。収穫から2週間、雨風や嵐、野生の動物たちの猛攻撃(があるかも。。。)から守り抜いた暁にやっとこさたどりついた収穫、はてさてどれぐらいの収量があるのでしょうか。どきどきの日です。

★案内人について

松平尚也
1995年より、NGOに所属しグローバルな農業や食料の国内外の問題を調査研究・発信してきた。2005年より京都市右京区京北に移住、有機農業に従事するとともに、農家の視点から情報発信を行っている。近年は耕し歌ふぁーむという屋号で約1.5haの田畑を耕し、「畑から食卓へ」をモットーに、無農薬・無化学肥料で栽培した米と野菜を「おすそわけ定期便」として消費者に送っている。また、大学院で国内外の持続可能な農業やアグロエコロジーをテーマに、国内外の小農民にとって必要な技術や取り組みそして政策について研究している。世界と日本の食べ物や農のあり方の未来を模索し、農家の視点から発信していきたいと考えている。

所属:耕し歌ふぁーむオーナー(http://tagayasiuta.com/)
AMネット代表理事(AMネット http://am-net.org/)
アジア農民交流センター世話人(http://www43.atpages.jp/afec0703/)
京都市右京区京北地区認定農業者
京北環境保全型農業研究会会長
京都大学農学研究科生物資源経済学部博士前期課程所属

★交通手段

  • 基本的に現地集合・現地解散です。自家用車お越しの方が便利です。車でお越しの方には行き方の詳細を追ってご連絡します。
  • JR西日本バス(高雄・京北線)のご利用も可能です。
    往路:周山行き・・・JR京都駅7:50発、京北合同庁舎前(ウッディ京北前)下車9:09
    復路:JR京都駅行き・・・京北合同庁舎前(ウッディ京北前)15:42発、JR京都駅着17:06
    http://www.nishinihonjrbus.co.jp/local_bus/kyoto/
    *京北合同庁舎(ウッディ京北)から耕し歌ふぁーむへは車で20分程度です。
    *ご予約時に交通手段の欄に「JR西日本バス利用」と明記ください。
    人数によって車を手配いたします(タクシーの場合や、相乗りをお願いすることもあります。実費をご請求します)。

★お申し込み・質問・お問い合わせ先
お申し込み期限:5月15日(日)まで
定員:10組まで(定員になり次第締め切ります。先着順ですのでご了承ください。)
お申し込みは、以下をコピーしてご記入の上、メールにてお願いします。

送付先:tagayasiuta@gmail.com


件名:「オーガニック田んぼオーナープログラム」参加希望
●代表の方の連絡先:(お名前:        )(TEL:        )(携帯:         )
(メールアドレス:     )

●米作り体験作業に参加される方々について
参加人数:合計  名
参加者のお名前
(お名前:      ) (ふりがな:)(性別: )(ご住所:             )(TEL:          )(お子さまの場合ご年齢: )
*保険加入に必要です。全員分ご記入お願いします。
*3歳以上のお子さまにはボランティア保険をかけさせていただきます(一人250円)

●交通手段:自家用車・JR西日本バス利用

ご参加お待ちしております!

耕し歌ふぁーむ 松平尚也・奈美
京都市右京区京北下黒田町 tagayasiuta(あっと)gmail.com
Facebook: https://www.facebook.com/tagayasiuta

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