黒田五寸人参 Carrot, Kuroda-Gosun
日本における洋種ニンジンの代表品種で、1973年には人参の産地の全面積の50%が黒田五寸だったといわれます。
カロチンの含有量が非常に多く、栄養価が高いとされます。柔らかくおいしいと言われ、煮物、炒め物、サラダ、天ぷら、スープ、ジュースなど用途は幅広いです。
<ニンジン共通のおはなし>
にんじんは、寒くなればなるほど甘みを増します。真冬に雪の中でもにんじんが凍らないのは、からだに蓄えた甘みのおかげです。寒くなると身を守るためにうーんと甘くなるんですね。
一方で、冬の始まりの今は、まだあっさり味です。これが真冬になると味が濃厚になるんです。同じ品種でも、時期によって違う風味を楽しんでいただけたらうれしいです。
ふぁーむからは、にんじん菜も一緒にお届けです。
実はにんじんを栽培すると、根っこよりも大量に出るのが菜っ葉。ふぁーむ一家もにんじん本体よりも大量ににんじん菜を食べています。セリ科独特の香りはやみつきになりますし、菜っ葉の栄養価はにんじんよりも豊富だと言われています。あまり出回る機会のないにんじん菜ですが、畑に捨てられているのはもったいないなぁと思うほど。無農薬なので安心してたくさん食べられます。
そんなニンジン菜の食べ方で、軍配が上がるのがかき揚げや天ぷら!絶品です!一度はお試しください!柔らかくて風味豊かな葉っぱは、サラダに加えても楽しいです。ジャコとふりかけのようにしてもおいしいです。
新鮮なうちにかき揚げが一番風味よいですが、保存することも可能です。着いてすぐ食べられない場合は根っこと切り離して、根っことつながっていたところを水に差して保管すれば、二日は持ちます。二日以上保存したい場合は、ざく切りをして冷凍保存してください。
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