『フライド・グリーン・トマト』

『フライド・グリーン・トマト』
まだ熟していない緑トマト。トマトの樹が成熟する前なので、摘む必要があった実です。

普通は捨てられるものですが、緑トマトは酸味があって意外とおいしくいただけるんです。

米国南部では「緑トマトのフライ(Fried Green Tomatoes)」が郷土料理として親しまれているぐらいです。これは緑トマトをスライスしてパン粉をつけて揚げるだけなのですが、これが外がかりっ、中がとろっ。酸味がほどよく感じられ、珍しくもおいしい一品になります。

あ、米国南部の郷土料理では、「ベーコンの油を使って揚げたものでないと郷土料理とは言えない!!!」という声も見つけました。

あぁ、一度本場モンを食べてみたいなぁ。
米国南部に滞在経験のある方、ぜひご連絡ください

緑トマト、「樹が熟す前」というかなり短い時期と、「急に寒くなって赤くなりきらなかった秋口」の時期のみ楽しむことができる味です。

緑トマト、生ではえぐみがあって食べにくいことが多いです。
でも火を通すと、えぐみがとれておいしくなります。
ソテーだけでもおいしいです。
ジャムにしたりピクルスにしたり、いろいろ楽しめそうです。

写真は、イタリアのトマト「フィレンツェの花」(Costoluto Fiorentino、フィレンツェのうねうねトマト)。
断面をスライスすると花のような形になり、とてもかわいらしいトマトです。

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2 thoughts on “『フライド・グリーン・トマト』

  1. 耕し歌ふぁーむ

    Hiroyo Ondaさん、シェアありがとうございます~。青いトマトの酸味、じとじとした時期だからか、からだにしっくりくる感じです。グリーントマトフライは子どもたちも大好きです。スライスした断面はパン粉がつきやすいですが、丸い方の断面にはつきにくいです。私は、天ぷらのときのように(もしくはそれ以上)小麦粉を水でもったりと溶いて、それにパン粉をつけて揚げたら、おいしく揚がりました!ぜひお試しください~。

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