草取り第1回目、無事終わりました!
今回は総勢36名での草取り作業でした!
1反の田んぼが小さく見えます!
ご家族でのご参加や、農学を専攻する学生さんなど、多様な方々に参加していただいて、うれしい限りです。
今回はさらに、京都の大学で農業経済学を専攻する学生さん3名と留学生さん3名にもご参加いただきました。
田植えからちょうど3週間。
5月29日、田んぼへと旅に出たちっちゃなちっちゃな稲たちは、しっかりと大地に根っこをおろしています。まだまだ頼りなさげですが、だいぶ大きくなった!
大事で愛おしい稲たちのそばで、もう芽吹いている雑草たち。
名もあれば食べられる草がほとんどですが、ここは心を鬼にして草取り、いえ、「草たち」に田んぼを退いていただきます。
というわけで今回、手取りと田打ち作業で除草作業に挑戦です。
手取りは、「大地をなでまわす」とも言われるとてもきもちいい作業。
「はまる」人も続出中!泥に一日つかっていた手の肌はつるつるで、「顔をパックしたい!」気持ちに駆られます(笑)。
そして、昭和時代に大活躍した、博物館などで置いてある道具、「田打ち車」(田ぐるま)も使って除草も行いました。
田打ち車は、押しながら田んぼを縦に横にガンガン進みます。動作的には、スポーツジムのベンチプレスに似ています。バストアップになる、と言われている(?)やつです。田打ちを半日がんばるだけで、ボディの気になる部分がキュっと引き締まったはず!・・・と、誰もが期待をしてもいいぐらいの運動量でした~。
あいにくの雨模様の中、時々雨がストップしてくれることもありましたが、大地の水と、空からの水と、仲良くなった半日でした。
それにしても雨に恵まれた田んぼとその背景の山の美しいこと。
もわっとした情景は、まさに幻想的でした。
ランチは山国さきがけセンターのおばんざい弁当をいただきました。
おやつに用意していた、梅ケーキと梅ゼリーとおにぎりでしたが、午前にパワーを出し切ったカラダには、ランチ後するすると入っていきました。
ランチの後に、感想やコメントを共有する時間も持てたのは、雨のおかげです☆(普段は川に走っていってしまう子どもたちを追いかけているので・・・)
☆そんなコメントの時間に、すてきな感想をいただいたので、シェアしたいと思います☆
・子どもが街中育ちなので、こういう体験をさせてあげたかった。
・雨の田んぼもよかった。前回(田植え)から稲が育っていたのが見られてよかった。
・普段食べているものの生産に関わりたかった。生産者の立場を知りたかった。普段街中で暮らしている子どもたちなので、こういった経験は大切だと思う。
・草取りは初めての体験。大変な作業だったけれど、自分が食べるものだと思うと、この作業もいとおしい。お米作りの大変さが分かった。収穫が楽しみになってきた。
・押して戻しての作業が楽しかった。(小学生)
・かえる捕まえたのが楽しかった。(未就学児)
・田打ちの作業が楽しい。(小学生)
・ヨーロッパの農業と日本の農業との決定的な違いは、植えて収穫するまでの草取り。あるかないかで全然違う。草取りのイベントはなかなかない。なので参加した。
・実家が農家。久しぶりの田んぼは楽しかった。実家では機械ばっかりなので、手作業のしんどさが分かった。
・(線引きを手伝ったが)線引きが一番大変だと言われていたが、草取り作業の方がしんどかった・・・
・日本の農作業を体験したかったのでできてよかった。(中国・江西省出身留学生)
・普段してへんから新鮮。重労働だった。達成感が得られた。(学生)
・「有機農業は魅力あるが、高いから買えない」という現状。高くて買えないという状況をどうしたらいいのだろうか。学生時代によりよい行き方を模索するために参加している。興味深い取り組みだと思う。作業は、手取り作業、一列目で疲れた。田打ちも大変。運動になった。(学生)
・農学の学生だが農業やる機会なかった。一回目の田植えはデトックスになったのか、終わった後足がとても軽かった。が、その後4日間ぐらい筋肉痛で辛かった!今回は前回よりさらに辛かったので、後が怖い(笑)(学生)
・田植えと稲刈りの経験はあったが、草取りは初めて。裸足で入る感触がきもちよくうれしい。手が荒れていたのがつるつるになった。重労働、一往復で腰痛くなった。
・一列目で足が痛くなった。次がんばりたい。
・とても得がたい体験だった。今なら、お百姓さんがどんなに大変か分かる。以前よりもましてありがたいと思える。
・稲と草の違いがわかりにくかった。それ以外は楽しい体験だった。
・田んぼ初めてで楽しかった。
・草取りをなめていた。畑をやっているので経験ある、草を引っこ抜くのかと思っていたが、想像していたのと違う作業だった。田打ちは機械とはいえかなりの力がいる。何度か往復で辛くなった。手での除草はずっと中腰、腰が痛い。オーガニックの食べものが欲しいと言ってる人でも、ほとんどがこの作業ができないのでは?もしこの作業をしないと食べられないとしたら、ほとんどの人が除草剤を選択するのじゃないだろうか、とすら思える。いい経験だった。
動いた後のお弁当がおいしかった。栄養を残らず吸収する感じを味わった。人間として、カラダ動かして、自分の食べるものを作ることは大切だと思った。
・前回田植え参加後、かかとがかさかさだったが、田植えの後つるつるになっていた!今日参加できないパートナーが「泥を持って帰ってきて!」と言っていたぐらい。
・稲を食べて、土を動かして、稲の生長を生かす。人間も自然の一部であることを感じた。
・田んぼの雨ふっててきれいだった。泥嫌いな子どもだが、プログラムの間に少しでも泥に親しんでほしいと思っている。種から苗を作っている点を学びたい。パーマカルチャーに興味あるので実践していきたい。
では、草取り2回目もがんばりましょう!
松平さん、なみさん、
とても良い一日だったようですね。
あぁ、僕も参加したかった。秋までに機会がありますように!
農家ですが松平さんのお話はじっくりお聞きしたいものです。36名のご参加すごい!おつかれさまでしたー!
どの感想もすごくよくわかります!