壬生菜
Mibuna Greens

 京都で昔から千枚漬けの添え物にされてきた京漬け菜で、ちょっと高級感が漂います。京都では昔から、千枚漬けには壬生菜の浅漬けが添えられ、鮮やかな緑色と味のアクセントを加える、名脇役として愛されてきました。

 壬生狂言で有名な壬生寺がある、京都の壬生付近で栽培されていたことに由来します。1800年代、壬生付近作られていた京みず菜が自然交雑してできた変種と言われており、その最大の特徴は「へらの形」をした葉。歯切れのよさと、京みず菜にはないぴりっとした辛味と特有の芥子風の香りは格別です。

お漬物にしてもちろんおいしいのですが、炒めた油揚げと和えてさっと火を通し、醤油とみりん、あるいはポン酢で食べるといった食べ方もおすすめです。

意外にも洋風なお料理との相性も抜群です!パスタに和えたり、さっと炒めたのとチーズをのせてトーストしたり、洋風&こってりな組み合わせでも、「芥子のような深い味わい」を持つ壬生菜ならではの風味が生きて、例えようのないおいしさです!是非お試しくださいね。

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