芽キャベツ、オリーブオイルで炒めて塩だけで絶品です。
小さなからだに詰まった甘みが口の中に広がる感覚は何とも言えません。
栄養価が高いことで知られていて、ビタミンAとCや食物繊維が豊富です。
80gの芽キャベツに含まれるビタミンCは、オレンジ4個分だそうです!
芽キャベツは、キャベツから、あるいはその原種のケールから突然変異で生まれたとされています。
英語ではBrussels sprout(ブリュッセル・スプラウト)。
ベルギーのブリュッセルで好まれて食べられていた芽キャベツは、古くは13世紀ごろから栽培されていたと言われています。その後、ブリュッセルで品種改良が進められ、19世紀頃、世界各地に伝わりました。
日本に伝わったのは1868年(明治元年)のこと。
「こもちぼたん」「ひめキャベィチ」と名付けられたそうです。
それでも日本ではあまりポピュラーになることはなく、今も「業務用」の域を超えないそうです。
一方で、ヨーロッパや北米ではとてもポピュラーなお野菜です。
世界で一番多い生産量を誇る国は、なんと、オランダ。
年間8万2千トン。
イギリスで芽キャベツは、伝統的なクリスマスディナーには欠かせない付け合わせです。
しかも「芽キャベツ早食い競争」なるものまであるそうで(!)、世界記録は、1分間に31個も食べたスウェーデンの人の記録だとか!!!
31個って。。。
芽キャベツには9000通りの食べ方があるそうです。
私のレシピはせいぜい数種類です。。。たいていオリーブオイルでソテーしたり、トマトソースで和えたり、ぐらいなので、いろいろ試してみたいと思います!