田んぼの畦に、カエルの卵発見!
畦に泡状の卵を産み付けるのは、シュレーゲルアオガエル。
水田でよく見かける、緑色の美しいカエルさんです。
シュレーゲルカエルは卵を畦に産み付けます。
卵が孵化するころ、雨が降り、孵化したばかりのオタマジャクシは水を張った水田に流れ落ち、水田で育つのです。
この「雨が降る時期」と「孵化する時期」がかみ合わないと、オタマジャクシにならない。
例えば、孵化する前に大雨が降って水田に卵が流れ落ちてしまうとダメ。
孵化するごろ、雨が降らない日々が続けば、かわいそうなオタマジャクシちゃんたち、孵化しても干上がってしまいます(涙)。。。
あるいは、孵化して、雨が降って、無事水田に流れ落ちたとしても、そこの田んぼの田植えがまだまだ先だとしたら・・・やっぱり干上がってしまいます。
この「絶妙なタイミング」をお母さんカエルさんたちが知っているんだ!!!と思うと、なんだか感動するのです。
お百姓さんとカエルさんとのコラボレーションでもあります。
だって、田植えの時期の(水を張る時期)タイミングがガチッと合っている必要があるのですから!
うーんすごい。
毎年、新鮮に感動する私でした。