芽が出てしまったにんにく、台所に眠っていませんか?

garlic

耕し歌ふぁーむでも、にんにく植え始めています。
大雨が続く不安定な天候のため、今、種まきラッシュ。
にんにく、どれぐらい植えられるか、かなり難しいところです(涙)

FBページ「畑とつながる暮らしかた」に、にんにくについて書きました。
みなさまも是非に~。

===「畑とつながる暮らし方」より===
芽が出てしまったにんにく、台所に眠っていませんか?

今、にんにくの植え時です。
かなり寒い地域ではちょっと遅い(あるいはギリ)かもしれませんが、寒い黒田でも9月下旬ぐらいまで、温かい地域なら10月でも大丈夫とのこと。

料理に使おうと思って買ったにんにくで、余ってしまったもの、ありませんか?
そろそろ芽が出ているか、あるいは、にんにくのど真ん中に、黄緑色した部分が出てきて、芽がでそうな雰囲気ではありませんか?

おもしろいことに、食べるにんにくは、次世代を残す「種」なんです。

私にとってのにんにくは、キッチンでの需要度の高い野菜です。

なんとなく、「自分で育てるのなんて難易度高そう!」という雰囲気むんむん出してるにんにくですが、見かけ(?)に反して実は、育てるのがとても簡単。

芽が出てしまったにんにく(芽が出てなくてもモチロンOK)を、植え時(今!)に、芽を上にして一粒ずつ、庭の片隅(プランターでもOK)に植えておくーこれだけです。

ほぼ放ったらかしで育ちます。
(大きなものを収穫するにはコツが必要ですが)

しかも、植えているとコンパニオンプランツとして役立ち、アブラナ科などにつく虫も避けてくれます。

唯一世話らしいお世話としては、5月から6月ごろに出てくる「芽」をもぎ取ること(これもおいしい!)、草に栄養を持っていかれないよう、春になれば草取りをすること、ぐらいでしょうか。

あとは、ただただ来年の6月ごろまで放っておく、こと。

1粒が何倍にもなってお得感満載。
丈夫で虫がつきにくいため、家庭菜園でも無農薬で育てやすい。
収穫をしても、保存が利く。

というわけで、家庭でのにんにくの「自給」は可能です。

自分で野菜を育ててみたいけど、失敗してやる気なくなった、or めんどくさそう。。。と躊躇している方にとっては、手始めとしておすすめです。

にんにくを植えて、芽が出て。
たっぷりの大地のめぐみと、ちょっぴりのお世話でぐんぐん大きくなって。
副産物(芽)もあますことなくいただいた上、収穫して。
うちで使う分以上をまた植える。
1粒の種が、翌年には5~6倍、その次にはその5~6倍、と増えていく。

農全般がそうですが、いのちが世代を超えてつながっていることを実感できて、考えること、得ることは大きいと思います。

今の時期、チャレンジしたことない方、ぜひ植えてみてくださいね。

(山本奈美)

WP Facebook Auto Publish Powered By : XYZScripts.com